新海誠作品…と言っても、縁あって観たのは「ほしのこえ」と「言の葉の庭」くらいかな。
どちらも大学講義に取り上げられた題材として観た限りだったので、初めて劇場まで足を運んだ作品になります。
序盤にこういうことを述べておくのは、“新海誠ワールドは知りませんよ”ってことです。
久々に全席完売の満席の中で観た劇場作品、『君の名は。』について。
予告程度の解禁されている内容から。
●都会っ子の男子高校生瀧(たき)と、ど田舎の女子高生三葉(みつは)が突然、目が覚めると中身が入れ替わってしまうようになる
●性別はもちろん住む環境も違う二人が、お互いに入れ替わりを経ながら情報共有をし、それぞれの夢を過ごすようになる
●その入れ替わりが突如としてなくなり、事態は急変
●三葉「このままだと今夜、みんな死ぬ!」
●「あの時…!」
●二人「君の名(前)は!!!」
新海誠監督は、古今和歌集に含まれている小野小町の歌からインスピレーションを受けたとか。*1
恋歌からインスピレーションをという時点でもそうですが、
出会うことのない二人が出会ったことで起こる男女の奇跡のストーリー。そりゃ恋に落ちるわけで。
伏線回収としてサラッと「あの時」が結び合ってラストまで駆け抜けていくのが爽快でした。
前作「言の葉の庭」を観た人はニヤリとなる場面があったはず。ここも解釈それぞれですが。
序盤から音楽:RADWIMPS(私は全盛期が懐かしい世代)のMAD作品を観るのかな?と思うくらいに、音楽や歌詞を前面に押し出した演出で驚きました。制作の途中に前後することはあったそうですが、一貫してRADWIMPSの魅力である(と勝手に感じている)言葉を探しながら葛藤して、それを正解とせずに、聞いた側にとっての曲になるスタイルは崩れないなぁと思っていました。
劇中歌?主題歌が4曲流れますし、BGMも全て、RADWIMPSが手がけています。
作品でも、観客それぞれの解釈とエンディングがあるんだろうなと感じます。
キャラクターを好きになる作品でした。
視聴後に「君の名は。考察会」と銘打ってストーリーを整理してみたのですが、それはネタバレになってしまうのでどうしたものかな〜というところで、感想記事はここまで。
あ〜〜青春したい!!!!!
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