アイコンの読めない文章はコレです↓
ただ喋るだけの映画は、動きがなくてツマラナイ?
高校2年生の放課後が喋るだけって、青春とは呼べませんか?
まずこの作品は漫画の実写映画なので、原作をかるーくまとめます
著者:此元和津也(別冊少年チャンピオン)
原作:『セトウツミ』 秋田書店
『瀬戸内海』で、『セトウツミ』。
元サッカー部のお調子者・瀬戸と、塾通いのインテリメガネ内海。
親友って呼ぶほどじゃないし、高校では一切会話しない。けど
川原の階段に並んで座る二人はとりとめのない会話を続ける。
特別な事件もないし、喧嘩もしない。胸キュンな出来事もない。
だからこその日常って、まさしく青春。
放課後にただたべる*1だけの青春が、あったっていいじゃないか。
私とこの作品の出会いは、そもそも営業さんに
「実写映画化するんですよ~」と
拡材(POP)が届いてそれが…
その場で笑いました。あ、買おうって。
ちなみに原作も、「喋る」だけです。
読んでみると、1話ごとに伏線の回収が上手ですね。
最後にこうなるのか!という良い裏切りが面白いです。
また、登場する瀬戸と内海には複雑な家庭の事情や悩みが見え隠れしています。
少し影を落とすような諸事情が良いスパイスとなりページが進みます。
そこで改めて「実写映画」と聞くと、まさかワンカットではなかろうかと。
原作でケタケタ笑っているのに、静かな映画館で笑わずにいられるだろうかと。
今となっては余計なお世話!
さて、公開前に映画館でフライヤーもGETしていました。推薦コメントも大絶賛ですね。
なんたって
監督: 大森立嗣 (『まほろ駅前狂騒曲』等)
主演:菅田将暉 池松壮亮 (映画『デスノート Light up the NEW world』でも共演)
なんてことはない空間を演出するには豪華すぎる面々ですよ…
「会話だけで」、いや、むしろ「会話だからこそ成り立つ!!」
。
…そろそろ、映画についてのレビュー・感想を掲載します。
まずこの作品は第1巻と第2巻のストーリーが実写化されています。
私とだーやま揃っての総括は、「原作読んでなかったら大声で笑ってた」
BGMも、川辺も、OPから『セトウツミ』の世界でした。
内容は原作ほぼそのまま、でしたが、ちょっと違うところを見つけるアハ体験。
季節も変わるゆったりとした雰囲気がとても心地良い時間でした。
ちなみに原作コミック先読みもそうだけど、パンフレットもオススメ。
欄外の小ネタも物知りな気分になれ、描き下ろし漫画にも面白さが。
更に、発売されるセトウツミ6巻には映画のエピソードも掲載されている!
どうでしょう、喋るだけの映画、どうでしょうか!!!
(語彙力の限界)
どうかこんな私の文章力だけど観にいったら面白かった、読んだら面白かったと反響をくださ…い……
追記:
まさかのドラマ化、比較記事↓
余談:実は会話形式で記事を書こうとしていた。
私の心が折れるまでの下書き記事を埋葬します↓
、
*1:喋る